CASE STUDIES

マイクロマネージャーを試すべきかどうか?

August 3, 2006

ImageJを使うのが好きであれば、もしくは予算が限られているのであれば、マイクロマネージャーは自然な選択です。無料で、ImageJと統合されており、多くのカメラや周辺機器をサポートしています。 またあなたが顕微鏡を使い始めたところであるならば、シンプルでごちゃごちゃしていないユーザーインターフェースは、使い始めるのに最適でしょう。 しかしながら、十分な予算があったり、すでに違うソフトウェアパッケージを使っているのであれば、マイクロマネージャーに時間やエネルギーを使うべきか、もしくはコマーシャルな解決方法を使うか、決断を下さないとなりません。

以下の項目に当てはまるのであれば、マイクロマネージャーを使うべきだと我々は考えます:
  • ImageJが好き
  • 予算が少ない。マイクロマネージャーはデバイスドライバーも含めて無料です。商用顕微鏡ソフトは高価です。節約したお金でもう一つカメラを買う事ができます。
  • ごちゃごちゃしていない、シンプルなユーザーインターフェースが好き
  • 制限なく機能を改変したり、拡張したい
  • 商用ソフトがサポートしない新しい種類の顕微鏡を構築している
  • 他のソフトがサポートしない機器を使いたい、そしてマイクロマネージャーのデバイスアダプターを書くことを厭わない
  • 重要なイメージングシステムを構築しており、完全にソフトウェア制御を把握したい。つまり、ソースコードを把握したい。
  • 画像取得をガイドするための画像解析をするために、顕微鏡をMatlab(もしくは他のプログラミング環境)から制御することを考えている
マイクロマネージャーがあなたにとって有効かどうか判断するために、まず初めにユーザーガイドをざっと読んで、あなたが必要な条件を満たしているかどうかチェックしてみてください。 もしあなたの独創的なやりたいことが実現できなそうであれば、我々にどんなことを将来期待するのか、また既に実現できているのかどうか聞いてください。もちろん、マイクロマネージャーをあなたが自分の手で拡張することも考慮にいれることができます。

次に、あなたの持っている機材がすでに サポート されているかどうか確認する必要があります。 もしサポートされていなければ、我々にコンタクトをとって希望を教えてください。もし我々がその機器をサポートする予定があればお教えします。 もし機材がサポートされていても、マイクロマネージャーをあなたのシステムで設定をするために少しの時間と努力を必要とします。 あなたの機材をセットアップするためにマイクロマネージャーをどう設定するか、設定ガイドをご覧ください。


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